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刹那的発泡詩 < 7 > [ひまつぶ詩]


「キリンの夢」


まどろみの風下で
アミメキリンの夢を見た

縁側の木漏れ日の
網目をかいくぐって
鯨偶蹄目キリン科の
枝先に腰掛けて

うたたねの岸辺で
アミメキリンの夢を見た

首を長くして待ち望んだ
未来は未だ来ず
霊長目ヒト科の
根っこは震える

キリンの首がどうして長いのか

そんなことばかり
考えているからヒトは
幸せをスクラップ&ビルドしてしまう
生き方をスキルアップしてしまう

正しく畏れながら
密やかに祈りながら
他愛なく生きていきたい

そう想いながらも
キリンのタテガミを掴み損ねて
日常に転がり落ちた僕は

夢のことなど
もうすべて忘れている




************




「此処」


ココア
なんて飲んでみた
温度が
少しだけ上がった
だからって
優しくなれたわけじゃないし
相変わらず
爆弾を作り続けているよ

ここは
実験場だから
殺風景が
床と壁なんだよ
誰にも
見せたくないわけじゃないから
時々
こっそりと自爆してやるんだ




**********




「無視」


それが
どれほどの
罪か
わかっていますか?

なんて
まっとうな事を
ほざく虫

発信しなければ
いないのと同じなんだよ
この世界ではね

誤解されても
弁解しても
理解できなくても
瓦解しちゃっても

オマエの周りには
確実に
冷たい微笑みの
壁が築かれていく




**********




「正義」


いつだって
声が大きいほうが勝つ

いつだって
見栄えが良いほうが勝つ

いったん
正義になってしまえば
我儘も可愛い

いったん
正義になってしまえば
情けなさも愛しい

言えなかったことを
脂肪に換えるしかなかった
可愛くも愛しくもない
オジサンは

負け犬の微笑を
ワンコ皺の間に浸み込ませて
人畜無害なふりで
酒を飲む

せめて
知り合ったばかりの君の正義と
干乾びて埃をかぶった僕の正義が
よく似ているといいね




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今週のスイーツ (仮) 9 [つぶ焼き]


実は以前からマドレーヌやクッキーなどの
焼き菓子の類はあまり好きではなかった


最近は美味しいものも増えたのだが
僕の焼き菓子に対する印象はいまだに
パサパサあるいはネチャネチャそして妙に甘ったるい
という感じで自分から進んで買い求めたことはなかった


ところが事件が起こったw
僕の焼き菓子に対する先入観を
360度(じゃなくて)180度変えてくれたのが
ノワ・ドゥ・ブールさんの「焼きたてフィナンシェ」だ


d_blog116.jpg


このフィナンシェ
表面はカリッカリで歯ざわりはサックサク
中身はしっとりで
濃厚な焦がしバターとアーモンドの風味が
広がったと思った瞬間に
口の中で溶けてなくなってしまう
久々に「なんじゃこれは!」
と優作風に叫びたくなった一品であったw


買った時はすでに冷めていたが
「焼きたてフィナンシェ」を名乗っている以上
一度でいいからアツアツの
本当の「焼たて」を食してみたいものである


今回は「レモンのケーキ」も買ってみたが
これがまた驚くほどレモン!ww
これに良く似たまがいものはずいぶん食べてきたが
あのいやらしい甘さがまったくない
レモンの香りとほどよい酸味が
口の中を吹き抜けていくような
ひたすら爽やかなスイーツであった




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